こんにちは。hug-mamaです。
前回、短時間登校を続ける中で、長男が少しずつ学校で穏やかに過ごせる時間が増えてきたことを書きました。

学校に行ける時間が増える。
大きく崩れることが減る。
一見すると、良い方向に進んでいるように見えます。
でも、発達特性のある子育てをしていると、ひとつの課題が落ち着いたと思った時、また別の課題が見えてくることがあります。
以前の私は、「また問題が起きた」と落ち込んでいたと思います。
でも今は、少し違う見方もできるようになりました。
長男の場合、次に見えてきた課題は「友達との関わり」でした。
自分から友達に関わろうとするようになった
以前、長男が荒れていた時期は、友達と関わる余裕がありませんでした。
学校にいることだけで精一杯。
人と関わるためのエネルギーが残っていなかったのだと思います。
でも、少しずつ落ち着いてきた頃から、自分から友達に声をかける場面が出てきました。
「一緒に遊びたい」
そう思えるようになったこと自体、大きな変化でした。
長男が小さい頃から人との関わりを求めていたことは、以前の記事に書きました。うまくいかなくても、誰かと関わりたいという気持ちはずっとあったのだと思います。
だからこそ、自分から動けるようになったことは、成長の証でもありました。
「一緒に遊びたい」だけでは難しいこともある
ある日、休み時間に長男が友達に声をかけました。
一緒に遊ぼうと思ったようです。
でも、相手はその時は乗り気ではなかった。
ただ、長男はその気持ちをうまく受け取れず、遊びを続けてしまいました。
長男の中では、
「友達と遊んでいる」
という感覚だったのだと思います。
悪気があったわけではありません。
仲良くしたい。
一緒に楽しみたい。
その気持ちからの行動でした。
ただ、相手にもその時の気分があります。
前回は一緒に遊んだ経験があっても、今日はそうではなかった。
もしくは、以前は楽しくできたことでも、成長するにつれて感じ方が変わることもあります。
その変化や、相手の表情・反応から「今は違うのかもしれない」と気づくことは、長男にとってまだ難しいところがあります。
「また困ったことが起きた」ではなく「次の課題が出てきた」
この出来事を放デイの職員さんに相談しました。
すると、こんなふうに言ってくださいました。
「これは、長男くんが落ち着いてきたから出てきた課題だと思います」
その言葉を聞いて、見方が変わりました。
以前は、荒れていて学校生活そのものが難しかった。
今は、友達と関わりたいと思えるところまで来ている。
だからこそ、次は「関わり方」という課題が見えてきた。
そう考えると、これは後退ではなく、次の段階に進んだということなのかもしれません。
家庭の中でも見えていたこと
同じようなことは、家の中でもあります。
弟との遊びでも、長男は自分が提案した遊びには積極的です。
「一緒にやろう」と誘う。
でも、弟が提案した遊びには乗れないことがあります。
自分が楽しいことと、相手が楽しいこと。
その両方を考えること。
いわゆる「ギブアンドテイク」の感覚は、まだ練習中なのだと思います。
「自分が楽しいと思ったことでも、相手は今そうじゃないかもしれない」
「相手のやりたいことにも耳を傾ける」
そんなことを、日々の生活の中で少しずつ伝えています。
見守ることと支えることのバランス
これから学年が上がるにつれて、大人がすべての場面を見守ることは難しくなっていきます。
長男自身も、「ずっと見られている」ことには抵抗があります。
でも、人との関わりが増えるほど、まだ一人では調整が難しい場面も増えてきます。
見守ること。
必要な時に手を添えること。
そのバランスを探している途中です。
友達との関わりが増えることで、うまくいかない経験も増えるかもしれません。
その中で長男が、
「友達って怖い」
「自分はできない」
と思ってしまわないように。
失敗した時には一緒に振り返り、次につなげられるように支えていきたいと思っています。
これからも、少しずつ
今の長男には、
「友達と関わりたい」
という気持ちがあります。
それは、とても大切な力だと思っています。
もちろん、すぐにうまくできるわけではありません。
場数を踏むこと。
経験すること。
時には失敗すること。
その中で少しずつ、人との距離感や関わり方を学んでいくのだと思います。
一直線ではありません。
良くなったと思ったら、新しい課題が出てくる。
でも、それは前に進んでいるから見えてきたものでもあります。
長男のペースで、人とのつながりを育てていけたらと思っています。
次回は、短時間登校後に変化した「学習面での取り組み」について書きたいと思います。

コメント