こんにちは。hug-mamaです。
暖かくなったり寒くなったりを繰り返していますね。寒い日には子どもたちの寝具チェックをするために夜中に何度も目が覚めます。その度に見事に寝具を蹴飛ばしているのを見ると、ますます気が抜けません。いつ頃から寝相が落ち着いて、寒い時に足で寝具を手繰り寄せる技が身につくのか、今から楽しみです。
療育をやめる決断と、居場所探し
前回は、療育に通い始めてもなかなか落ち着かない長男の様子と、長く診てもらえる医師との出会いについてお伝えしました。
最初に通い始めた療育が本当に合っているのか、迷い始めた時期がありました。子どもが安心して過ごす環境を整えることは、親にとって大事な仕事のひとつですが、今回は、長男の“居場所”について大きな決断をした時期のことをお伝えします。
「合っているの?」と迷い始めた頃
最初に通っていた療育は、HPや面談でもかなり印象が良く、自宅や学校とのアクセスも良かったため迷うことなく通い始めました。ただ、方針が手を変え品を変え、という状況になったり、児発管(児童発達支援管理責任者)や担当職員が短期間に変更になるなど長男にとっては変化が激しく、なかなか安定しない状況が続いていました。次第に長男に疲れが見えたため、しばらく休ませることにして様子を見ました。ただ、療育に通えないからといって、丸一日学校で過ごすことも難しく、この時期は仕事を半日で切り上げ、半日は学校、半日は自宅で過ごすようにしていました。
結果、数週間で元気を取り戻し、療育の再開を検討しましたが、この頃には「空きがない」などの理由でなかなか利用できないようになっていました。籍はあったため、調整を依頼しましたが、この段階で継続受け入れが難しいといった話が出てきました。
正直、「契約しているのに受け入れられない?」「他所に行ってほしいと思っている?」など色々と疑問はありました。相談段階とは異なる様子に一瞬困惑もしました。ただ前向きに受け入れてもらえないのであれば、良い結果にはならないだろうと考え、別の療育を探すことにしました。
居場所探しの中で見えたこと
相談事業所の方や医師に相談し、1カ月後からは2つの療育に曜日違いで通えることになりました。いずれの療育も、小学校入学まで1年もないという時期に、居場所探しで不安定になっている状況をなんとかしてくれようと寄り添ってくれました。ただ、学校や自宅からはいずれも区外となってしまい、保護者による送迎が必須となったことから、職場と調整して仕事を一時的に抜けて送迎する日々が始まりました。
この頃は、「いずれ仕事を辞めるかもしれない」と最も感じていました。ただ、長男の今と将来のためならば、そうなっても仕方がないと腹を括ってもいました。息子を取り巻く大人が一生懸命に対応してくれていることに、かなり勇気づけられていました。
医師の勧めもあり関係者が一堂に会した会議も数回行いました。学校、療育、相談事業所、家庭の各所での共有は、場面により異なる様子を見せる長男の特性への理解を深めてくれ、それを踏まえた医師のアドバイスは全員にとって有益でした。
医師からは未就学児にアンガーマネジメントを行うのはかなり難しいという見解が示されました。子どもの状況や個性、特性にもよると思いますが、専門家でも意見の相違があることに気付かされました。「専門家が言うから正しいに違いない」と思い込もうとしていたのを反省し、子ども自身をよく観察することが大切なのだと改めて気づきました。
新たな療育に通うようになった長男は、なぜ新しいところに通うかを理解できていませんでした。通っていた頃は不安定さを見せていても、本人にとっては「お気に入りの場所」だったと知り、大人の事情で居場所を変えることに胸が痛くなりました。通い始めてしばらくすると、新たな療育もお気に入りになっていったことが救いでした。
療育をやめることや変更することは、決して失敗ではないと今は思っています。
得意を活かして自己肯定感を育む
長男の特性は相変わらずで、小集団であっても落ち着いて過ごすのは難しく、学校ではほぼすべての時間帯で加配の先生とマンツーマンで過ごしているようでした。以前から絵を描いたり工作をするのが好きだったこともあり、園の配慮で工作が得意な先生がついてくださっていました。
その先生と一緒に毎日せっせと工作を行い、それを楽しみに学校に通えていました。作品を見たお友達や他の先生に褒めてもらえる機会も増えていました。
みんなに迷惑をかけている、と落ち込むこともある長男でしたが、自分の得意を活かして傷ついた自己肯定感を修復し育むことができるようになっていました。安定している時には集会などに一部参加したり、クラスのみんなと体操に取り組んだりと学校の活動にも参加できることもありました。
「苦手があっても、得意を伸ばせば自分を大事にできる」と思うと、希望を持てました。もちろん毎日が安定しているわけではなく、大暴れして学校から脱走しようとするなど事件には事欠かなかったのですが、以前より、長男を少しは理解し、受け入れることができるようになったと感じていました。
次回は、小学校入学に向けて行った調整やそれに伴う葛藤についてお伝えします。


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