こんにちは。hug-mamaです。
最近、長男の本棚を整理していて、ふと懐かしい本が目に入りました。
何冊ものポケモン攻略本です。ページの端は少し折れ、何度もめくった跡が残っています。
それを見ているうちに、「そういえば、この子は攻略本ばかり読んでいたな」と思い出しました。
長男は小さい頃から本が好きな子でした。
寝る前の絵本を楽しみにしていましたし、図鑑を眺めるのも好きでした。今では漫画や小説も読みます。
ただ、長男の読書には少し特徴がありました。
物語の本も読むけれど、それ以上に「知りたいことが書いてある本」に強く惹かれるのです。
その代表が、ゲームの攻略本でした。
ポケモン図鑑から始まった
長男がキャラクターに強い興味を持ち始めたのは、5〜6歳頃だったと思います。
最初に欲しがったのはポケモン図鑑でした。
ポケモンの名前や進化の仕方を覚え、モンコレを集め、弟とポケモンごっこをして遊んでいました。
当時の工作を振り返ると、ポケモン関連の作品がたくさん残っています。
紙で作ったモンスターボール。
ポケモンの絵。
オリジナルのカード。
今見ても、「本当に好きだったんだな」とわかるものばかりです。
小学校入学と同時にゲーム機をプレゼントすると、今度はゲームのポケモンに夢中になりました。
そして親子でゲームを進めるために購入したのが、最初の攻略本でした。
攻略本を「読む」
私は攻略本というものを、「困った時に調べる本」くらいに考えていました。
ところが長男は違いました。
困った時に開くのではなく、最初から最後まで読むのです。
キャラクター一覧。
進化条件。
特性。
技。
相性。
私からすると「どこを読んでいるんだろう?」と思うようなページまで、夢中になって眺めています。
ゲームをしていない時間も攻略本を開いていることが多く、気がつくとソファで読みふけっていました。
当時はまだ難しい漢字も多かったはずですが、読み仮名や前後の流れから意味を推測しながら読んでいたようです。
今思うと、この頃から「読めるように読む力」が育っていたのかもしれません。
「知っていること」を話したかった
長男は読んだ内容をよく教えてくれました。
「ギャラドスは〇〇タイプだから△△に強いんだよ」
「このポケモンはこうやって進化するんだよ」
「でも、この技は覚えない方がいいんだよ」
正直なところ、私はそこまで詳しくありません。
そのため、
「へぇ、そうなんだ」
「そんなことまで覚えてるの?」
と驚くことが何度もありました。
知識を集めること。
覚えること。
そして誰かに伝えること。
長男はその一連の流れが好きだったのだと思います。
好きなことが、人とのつながりになった
攻略本は、単なるゲームの説明書ではありませんでした。
長男は幼い頃、同年代の子との関わりがあまり多いタイプではありませんでした。
お友達の名前がなかなか出てこなかった時期もあります。
それでも、共通のゲームの話題があると自然に会話が弾むことがありました。
「そのポケモン知ってる!」
「その技強いよね!」
そんなやり取りから関係が広がっていくこともありました。
攻略本を読んでいたから友達ができた、というわけではありません。
でも、好きなことを深く知っていたからこそ、自信を持って話せる場面はあったように思います。
以前書いた「親友」の記事を思い出しながら、そんなことを考えていました。
▶︎「関わらない子」じゃなかった——1年生で生まれた、初めての「親友」と仲間たち
「知りたい」が原動力だった
当時は、
「また攻略本読んでる」
「そんなに面白いのかな」
と思うこともありました。
外で遊ぶでもなく、ひたすら攻略本を眺めている姿を見て、不思議に感じていたくらいです。
でも今振り返ると、あれは長男なりの学び方だったのかもしれません。
絵本も好き。
図鑑も好き。
攻略本も好き。
漫画も好き。
形は変わっても、根っこにあるものはずっと同じでした。
「知りたい」
その気持ちが、長男を本へ向かわせていたのだと思います。
最近はYouTubeなどで簡単に情報を得られる時代になりました。
それでも長男は、今でも攻略本を読みます。
しかも、今遊んでいるゲームの攻略本だけではありません。
親から見ると、
「もう興味がなくなったのかな」
と思っていた頃に、ふと本棚から取り出して読み始めることがあります。
長男の興味は日々くるくると変わります。
次々と新しいものに夢中になるので、終わったように見えることも少なくありません。
でも実際には、終わっているわけではないようです。
しばらく別のことに夢中になっていても、ある日突然、自分の中でブームが再来します。
そしてまた攻略本を開き、知識を集め始めるのです。
そう考えると、長男の好きなことは消えているのではなく、少し休憩しているだけなのかもしれません。
最近では、お小遣いで攻略本を買うことも増えてきました。
中古ショップで探したり、値段を比べたりしながら選ぶ姿を見ていると、好きなことを通じて少しずつ世界が広がっているのを感じます。
親としては、
「また本が増えるの?」
と思うこともありますが、それも長男らしいなと思っています。

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