3年分の学習の遅れを取り戻した話ー発達特性のある子の家庭学習見直し記録

成長記録

こんにちは。hug-mamaです。

天気や気温の乱高下で体調に波が出やすい季節です。

肩こりや鼻炎なども悪化しやすく、天気が悪いと気分も晴れず、、、。

大人も子どもも、美味しいものを食べる、映画を見る、など家族で楽しみを見つけてなんとか毎日を乗り切っています。

前回は、小学2〜4年生の頃に、少しずつ学習の遅れが積み重なっていった様子についてお伝えしました。

「理解が早い」と言われていたのに—発達特性のある長男の見えにくかった学習の遅れ
発達特性のある長男は「理解が早い」と言われていましたが、実際には学習の遅れが見えにくい形で進んでいました。学校での環境調整、タブレット活用、家庭学習の限界…親が気づくまでに起きていたことを振り返ります。

今回は、その遅れに気づいてから、家庭でどのように学習を見直していったのか、そして長男にどんな変化があったのかをお伝えします。

4年生の春、学習を見直すことにした

長男の学習の遅れに気づいたのは、掛け算がかなり怪しいと感じた事からでした。

2年生の時に一通り勉強したつもりでしたが、基礎がぐらついているために応用でつまづいている様子が見られました。

続けていたチャレンジの問題にも苦戦することが増え、わからなくなると癇癪につながることもありました。

この頃になると、

「なんで勉強しなきゃいけないの」

「めんどくさい」

そんな言葉も増えていました。

やればできることも多い。でも、そこにたどり着くまでに強い負荷がかかっている。

そんな状態だったように思います。

一方で、私はずっと「長男は理解力そのものは高い」と感じていました。

発達検査などでも、「能力は高い」と言われることが多く、実際に興味のあることへの吸収力には驚かされる場面も少なくありませんでした。

だからこそ、

「そのうち追いつくだろう」

という思いも、どこかにあったのだと思います。

今振り返ると、その感覚が、基礎の抜けに気づくのを遅らせてしまった部分もありました。

悩んだ末に、4年生になるタイミングでチャレンジを一旦やめることにしました。

長く続けてきた教材だったので迷いもありましたが、当時の長男には、量も進度も少し合わなくなっているように感じていました。

「戻る」は後退ではなかった

まずは書店でドリルをまとめて購入しました。

教科書準拠というより、単元ごとに分かれているものを中心に選びました。

国語と算数を進めつつ、算数、特に掛け算は時間をかけて取り組みました。

当時は、

「今の学年に追いつかなきゃ」

というより、

「土台を作り直そう」

という感覚に近かった気がします。

理解が曖昧な単元は、同じドリルを繰り返すこともありました。

あれもこれもやらせるのではなく、

「本当に理解できているか」

を確認しながら進められたことは、長男には合っていたように思います。

日によって波はありましたが、集中できる日は1時間ほど机に向かうこともありました。

ルーティン化されると取り組みやすい。

ゴールが見えると頑張れる。

そんな長男の特性にも、うまく合っていたのかもしれません。

「俺、バカなんだ」

取り組み始めた頃、長男はこんなことを言っていました。

「俺、同級生より全然勉強してない。バカなんだ」

胸に刺さる言葉でした。

特性の影響で、「できない経験」を積み重ねやすかった長男は、自己肯定感も低くなりがちでした。

ただ、問題が解けるようになると癇癪は減っていきました。

できる。

わかる。

進める。

その積み重ねが、少しずつ自信につながっていったように思います。

掛け算が定着し始めた頃から流れが変わり、3年生、4年生の内容にも進めるようになっていきました。

振り返ると、4年生の1年間で、2〜4年生の内容をかなり総復習できた形になっていました。

「遅れても、やり直せる」

5年生になる頃には、同学年の内容に取り組める状態になっていました。

「追いついた」

という実感は、もしかすると親の方が強かったかもしれません。

でも長男自身にも、確かな変化がありました。

遅れても、やり直せること。

わからなくなったら、戻ってもいいこと。

その感覚は、親子ともに大きな支えになりました。

もちろん、今でも得意不得意の波はありますし、分からずに癇癪を起こすこともあります。

それでも、この頃の経験を通して、

「やり方を調整すれば、進める方法はある」

そう思えるようになった気がしています。

次回は、5年生以降に見えてきた新しい課題や変化について書いていきたいと思います。

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