発達観察をすすめられた頃。揺れ動く長男の心と、私の気づき。

成長記録

こんにちは。hug-mamaです。

寒いですね。私はアボカドの種を育てるのが好きなんですがその中でも、根を出すまでが一番大変です(私調べ)。種の皮を剥いて爪楊枝で支えを作り、小さな容器に入れた水に半分程度浸かる状態で並べています。

キッチンカウンターの上に置いているので洗い物をするときに目の前で観察できて、より可愛さを感じます。

アボカドはいつの季節でも成長がゆっくりですが、冬はとりわけ長い気がします。

長い時間をかけて根が出た時の喜びは、少しずつ成長する子をみている気持ちと重なり、とても嬉しいものです。

長男への違和感と悩みが深まっていった頃のこと

前回は、転園したこども園年中組でなかなか安定しない毎日を送っている中で学校から市による巡回観察の声がけをいただいたところまでお伝えしました。

家では気づけなかった「もう一人の長男」ー発達観察という言葉に出会うまで
家では大きな問題に見えなかった小さな癇癪。でも園では、毎日のようにトラブル報告が届きました。点と点がつながっていった過程と、「発達の観察」という言葉に出会うまでの記録です。

この頃の私は長男の様子に違和感を抱きつつ、その違和感をどう理解し、表現し、どこに助けを求めていいのか分からない状態でした。

なんとか事態を好転させようとネットや書籍で色々な情報を探しては、長男への声掛けを変えてみたり、アンガーマネジメント的なことをやってみたりしていました。

エネルギーが有り余っているから爆発するのかな、と思った時には、外遊びの時間をたくさんとりました。

ただ、こうした自分なりの対策は思うような結果が出ず、混乱が続く長男の様子に悩む毎日でした。

園から発達観察のお話をいただいた時、「くる時が来た」と思うと同時に、「やっとこの悩みの理由がわかるかもしれない」「何か対処法がわかるかもしれない」というような、少し救われたような感覚だったのを覚えています。

パニックの多発と「自分を責める」ようになった長男の姿

長男のトラブルが多発するようになった頃は自宅との様子にギャップがあり過ぎてかなり戸惑うことがありました。

ただ、実はこの頃には自宅でも暴れたりパニックになるようなことが多々見られるようになっていました。

冷静な時は素直で言葉の理解も早いのに、一度崩れると泣き喚きながら部屋をぐちゃぐちゃにするほど暴れることも増えていました。

言葉での注意や制止などを行うとさらに拍車がかかり、長い時には1時間以上、大暴れする状態でした。

対応している私の方が体力が続かず、安全を確保した上で距離を取ることもありました。

小さな体のどこにこれほどのエネルギーがあるのかと思うほどでした。

なんとか落ち着けようと、パニックになった原因を探ろうにも、その状態では会話は成り立ちません。

時間をおいてなんとか落ち着くと、目にいっぱい涙を溜めて「おこりんぼしてごめんなさい」「次はおこりんぼしないようにします」など、後悔を口にするようになりました。

「学校に行きたくない」「自分が行くと、みんなに迷惑をかけるから」「困らせちゃうから」

この頃の長男は普段の明るく前向きな様子が影を潜め、自分について否定的な言動が多く見られ、心配そうな目をすることが増えていました。

長男にとって、自分が学校にいくことでトラブルが起き、お友達も先生たちにも迷惑をかけていると感じているようでした。

同時に、大人たちの会話を聞いているからではと思い当たりました。

毎日のお迎え時などに行っている園との情報共有も、本人にとっては園でも自宅でも大人たちが自分をテーマにして何やら深刻そうに話している、という雰囲気を感じていたのだと思います。

先生の話を聞いて、親が謝っている姿を見て、胸を痛めたのもあるかもしれません。

空気を察知し理解していることに感心すると同時に、配慮が足りず、本人の自己肯定感を傷つけてしまったことを大いに反省しました。

それ以降、本人が近くにいる時の情報共有は避けるようにしたり、相談場所に本人を連れて行かないようにしました。先生方にも、配慮をお願いしました。

長男と一緒にいる時間は本人の話をなるべくたくさん聞き、たくさんハグをするほか、「あなたが好き」「あなたはかけがえがない存在」とそれまで以上に言葉で表現するようにしました。

同時に「周りにいる人もみーんなあなたのことが大好きなんだよ」と伝えました。

それらを聞いた長男は安心したようににっこりし、頷いていました。

こうした様子を目の当たりにして、夫とは長男のしんどさを軽減できるなら、なんでもやろうと決めました。

巡回観察後の共有会議。提案に胸を撫で下ろした日。

市の心理士による巡回観察後、心理士の分析結果を聞いた上で園と親を交えて会議を持ちました。

観察と発達検査の結果、長男は「すべての項目で実年齢より高い力を発揮した」とのことでした。

一方で、園や自宅での様子などの聞き取りから「困り感」を抱えているのは確かではないかと指摘されました。

突発的に行動したり、こだわりが見えたり、気持ちの切り替えに時間がかかったりすること、パニックになると衝動的に暴力が出てしまうことなど、思い当たる節はたくさんありました。

大人側の対応としては、行動の理由や相手の気持ちを代わりに言語化してあげること、事前にこれから起こることを説明するといった工夫の提案もありました。

その上で、次年度は加配の先生についてもらえるよう手配した方がいいだろうとのことで一致しました。

現状だと園側の職員が足りず、長男の状況に寄り添った対応が取れないばかりか、危険であることなども説明を受けました。

会議前までに、本人のしんどさを軽減できるならなんでもやろうと決めていたので、加配の申し出にすぐに賛成し、手続きを進めることにしました。

ただ、制度を使うには医師の診断を受けた上で申請書を作成し、市の検討委員会に出す必要があるとのことでした。

次回は、初めての受診に向けた動きについてお伝えします。

長男のトラブルが続出するようになってから医療・福祉につながるまでに半年以上かかりましたが、ここから先にもいくつもの壁が待ち構えていました。

家族で向かい合った「診断までの壁」。温度差・葛藤・支え合いの記録。
発達に不安がある子を育てる中で感じた、夫婦の温度差や祖父母との葛藤。診断を受けるまでの現実的な壁や、加配申請に向けて家族でどう動いたのかを体験談としてまとめました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました