こんにちは。hug-mamaです。
秋になると、来年度入学の子どもたちの就学時健診が始まりますね。
発達に気になるところのあるお子さんの場合、
「じっと待っていられるだろうか」
「何か指摘されるのだろうか」
と不安に思われる方も多いと思います。
今回は、発達特性のある長男の就学時健診がどうだったかについてお伝えしたいと思います。
我が家の場合:支援級進学が決まった後だった
先にお伝えすると、長男の場合、就学時健診の時にはすでに就学相談を経て、特別支援学級への進学が決まっていました。
▶︎支援級か通常級か迷ったらー我が家が支援級を選んだ理由と、入学後に気づいたこと
なので「健診の結果で進路がどうなるか」という緊張はありませんでした。
それでも、当日は親子ともになかなか大変でした。
我が家の一番の山場は、検査ではなく「待ち時間」
就学時健診は、待ち時間が長いもの。
私たちの自治体では、複数のこども園合同での実施だったので、次年度に一年生になる子どもたち数百人と保護者が集まり、市民ホールで行われました。
待ち時間は、親子で並んで、椅子に座って順番を待ちますが、この「座って待つ」が、長男には一番の難関でした。
当時は待ち時間にアニメの上映があることが知らされていたので、集中すれば座っていられるだろうと思っていました。
ただ、実際は周りのザワザワに触発されてほとんど座れませんでした。
アニメの上映が始まり集中し出した後も、感情が揺れるような場面のあるお話が苦手だったこともあり、何度も席を立っては、会場を出たり入ったりを繰り返してしまいます。
放っておくこともできず、それを追いかけて、私はへとへとです。
周りの子が座れているように見える中で、うちの子だけが動き回っている、と胸がざわついたのを覚えています。
ちなみに数年後、きょうだいの就学時健診では映像の上映はなく、学校ごとに決められた順番に座って待つ形式でした。
よく見ると、立ち歩いている子が何人もいます。
長男の時にも、きっと他にもいたのだと思いますが、その時には全く気づいていませんでした。
同じ健診でも、その年の運用や子どもの顔ぶれで、待ち時間の景色はずいぶん変わるようです。
健診を前に、不安な場合は事前に自治体などに問い合わせ、本人に説明したり、絵本など、周りに迷惑をかけずに時間を潰せるものを持参したりすることをお勧めします。
検査は、そばで支えてなんとかこなせた
検査は身長、体重、視力、聴力などの検査を流れ作業で行います。
適宜、列に並び、順番が来たら指示を聞いて動くことが求められます。
長男の場合は、周りがざわついている時には特に落ち着かないため、私が近くについて、
「今、〇〇するんだって」
と指示をリピートしたり、注意を促したりしながら、なんとかこなすことができました。
発達については、何も指摘されなかった
ここが、今回一番お伝えしたいことです。
健診の時、長男はすでに診断を受けていて、支援級への進学も決まっていました。
待ち時間には立ち歩くし、検査は親のフォローつき。
支援級進学について書き込む書類はありませんでしたが、それでも、健診で発達について指摘を受けることは、ありませんでした。
就学時健診は、短い時間で大人数を見る場です。
一人ひとりの発達を、丁寧に見てもらえる場ではない。
それが実感です。
だからもし、
「気になることはあるけれど、健診で何か言われたら考えよう」
と思っている方がいたら、健診を待たずに、学校や役所の窓口などに自分から相談を始めることをおすすめします。
というのも、スケジュールの問題があるからです。
就学時健診後では間に合わない手続きも
就学時健診が行われるのは、入学前年度の秋。
一方で、支援級への就学を希望する場合の相談や手続きは、少なくとも前年度の夏頃には動き始めている必要がある。
これが、我が家の経験からの実感です。
つまり、健診で発達の相談をしたり、何か指摘を受けて準備を始めたとしても、翌春の小学校入学に際した体制作りには間に合わない可能性が高いんです。
※スケジュールは自治体によって異なります。気になる方は、年長になる前でも、お住まいの自治体の就学相談窓口に問い合わせてみてください。早すぎるということはありません。
我が家も、就学に向けては健診よりずっと前に動きました。
▶︎小学校入学というハードル。1年前から始めた準備と、わが家の決断
自治体への相談にハードルを感じる方は、まずは今通っている学校の先生にお伝えしてみてはいかがでしょうか。
就学相談も、学校見学も、時間がかかるものです。
これから健診を受ける方へ
発達特性のあるお子さんの就学時健診で、我が家の経験から言えることをまとめると。
こどもによっては、山場が検査よりも「待ち時間」。
座って待つのが苦手な子は、本人に事前に状況を説明しておくことや時間を潰せるグッズの持参をお勧めします。
完璧を目指さなくて大丈夫です。
そして、多くの子にとって、健診は発達で気になることを見つけてもらう場にはなりません。
限られた時間で多数の検査を行う場になりがちだからです。
しかも仮に指摘を受けても、この時期からでは翌年度の学級編成など、合理的配慮に関する手続きには間に合わないことが多い。
こどもの発達や進学について気になることがあるなら、年長の夏より前に、自分から動いてみることをお勧めします。
杞憂に終わればそれでいいし、準備が進められるなら早すぎるということはありません。
長男の困り感へ気づいたこども園時代のまとめはこちら。


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