「小さなサインを見逃さない」対応に変えたら、大きなパニックが減った

成長記録

 こんにちは。hug-mamaです。

 あっという間に4月最終週。怒涛の年度末・年度始めをなんとか乗り越え、GWが目前に迫ってきました。GW明けのちょっとした混乱が今から怖くもありますが、まずはしっかり充電したいと思います。

 さて、前回は入学後初めての支援会議で、長男に関わる大人たちが「作戦会議」を行った様子をお伝えしました。

パニックは子どもの問題じゃなかったー作戦会議で見えた「環境」と関わり方
子どものパニックは突然ではなく、環境や関わり方が影響していることもあります。本記事では、支援会議(作戦会議)を通して見直した「やめたこと」と「決めたこと」を、実体験ベースでお伝えします。

 今回は、その会議を経て対応や環境を調整したことで、長男の日常がどう変わったかをお伝えします。

ヒートアップのきっかけと、対応の落とし穴

 入学してしばらくすると、学校でのストレスが放デイの様子にも影響を与えるようになっていました。

特性のある長男の小1生活ー順調なスタートの裏で見えてきたストレスと限界のサイン

長男がカッとなるきっかけは、振り返るとある程度パターンがありました。

 自分が作ったものに他の子が触れてしまったとき。
 授業中のちょっとしたいたずらを咎められたとき。

いずれも「咄嗟に反応してしまう」場面です。

 問題はその後でした。

 興奮したり気持ちが高ぶったとき、長男は高いところに登る、椅子を揺らす、外に飛び出すといった行動で自分を落ち着かせようとすることがあります。今思えば、自分なりの調整手段だったのだと思います。

 でも、その行動を制止しようと身体的に止めたり、矢継ぎ早に声をかけたりすると、それ自体が刺激となってパニックがさらに大きくなる。

 これは未就学の頃からの特徴で、親や放デイは把握していました。でも小学校に入ると、関わる大人の数が一気に増えます。
 慣れていない先生や、その場に居合わせた大人が善意で対応しても、それが逆効果になることがある。

 学校が広くなった分、大人の目が届きにくい場面も増え、「誰がどう関わるか」がより複雑になっていました。

対応を揃えることで見えてきた変化

 支援会議では、以下の3点を関わる大人全員で確認しました。

  • 普段はスムーズな会話も、パニック時には過剰な刺激になること
  • 「目が合いにくくなる」など、小さなサインを早めにキャッチすること
  • ストレスが溜まっているサインが見られたら、外部からの刺激を極力減らすこと

「知っている」と「共通認識として持つ」は、まったく違いました。

 会議後、学校・放デイ・家庭が同じ基準でサインを見るようになったことで、変化が出てきました。大きなパニックの頻度が、少しずつ減っていきました。

 ただ、これは「解決した」ではありません。

 今でも毎年、新学期には学校に対応のポイントを伝えています。

 会議や引き継ぎで共有するたびに改善は見られるのですが、関わる先生の多さや年度の切り替わりで、行きつ戻りつを繰り返しています。

「落ち着かせる」より「悪化させない」

 それでも、続けていて感じることがあります。

対応がうまくいって安定した時間が増えると、本人の心の余裕が上がる。
疲労感が下がる分、許容範囲が広がる。
余裕のある日が続くと、その穏やかさがさらに安定につながる。

 この好循環を実感してから、対応への向き合い方が変わりました。

「落ち着かせよう」ではなく、「悪化させないためにどうするか」を先に考える。

完璧にはできないけれど、その発想を持っているかどうかで、日常の積み重ねはずいぶん変わると感じています。

次回は、対応が変わっていくなかで見えてきた、長男の対人関係の変化についてお伝えします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました