“発達観察”という言葉に立ち止まった日──親として感じた不安と向き合いの始まり。4歳児クラス②

成長記録

こんにちは。hug-mamaです。

 あっという間に11月が終わりそうですね。我が家の子どもたちは連日朝から晩まで、「サンタさんには何をお願いするか」で大騒ぎです。昨日と今日でも候補がガラッと変わるので、サンタさんは大変そうです。「サンタさんも毎日変わると困ると思うよ💦早めに決めて、ちゃんとお手紙書かないとね」と伝えています。

 世界中のサンタさん、気合を入れて耳を澄ませ、状況を確実に把握していきましょう!

トラブル続発、自宅との様子の違いに戸惑う日々。「怪我させるのでは」とビクビクする母。

 前回は幼稚園年中クラスに転園した2カ月の間の様子と、最初の脱走事件についてお伝えしました。

 その後も相変わらず、お友達とのトラブル報告が続いていました。その原因について、夫婦間では当初、転園によるストレスや小さな兄弟がいることなどによる欲求不満などが原因と捉えていました。

 というのも、私たち親が感じている普段の長男はとても話し上手で穏やか、笑顔の多い子で、いわゆる「育てやすさ」からいうとほとんど問題を感じたことがなかったからです。先生からの報告にあるトラブルの原因や本人の反応も、自宅ではほとんど見られない様子で、正直、トラブルになる状態が想像できませんでした。

 そのため当初、連日のトラブルは、そりの合わないお友達との間でたまたま起こったことくらいに考える節がありました。

 ただ、お友達とはできれば仲良くして欲しいという思いや、日頃、親が気付きづらいストレスを抱えているのでは、との考えはありました。

 そのため、この頃の我が家なりの対処法として、たくさんスキンシップやコミュニケーションを取ったり、週末の予定を詰め込みすぎず、のんびりした気持ちで過ごすなどしていました。

 一方で、トラブルがあった後には必ず家で長男本人と状況の振り返りを行なっていました。この頃はイライラしてしまう時の対処法として「おこりんぼしたい時には、息を吸ってはく」「手を後ろに組む」など、落ち着く方法として試すようにしようと話し、家で連日深呼吸の練習もしていました。

 ですが、いろいろ考えて本人を含めて対策をとっているのに、トラブル報告は減るどころか増え、お友達に怪我をさせてしまったとの連絡も入るようになりました。

 しかも、トラブルになるお友達も特定の子ではなく、男女を問わずに毎回違う子のようでした。

 幸いにも怪我をさせてしまった場合でも具合はひどくなかったようで、先生の報告はあくまで注意レベルで、具体的にどの子とトラブルになったかは教えてくれません。一方の本人は普段から学校での話はしないため、聞いてもはっきりしたことがわからないことがほとんどでした。

 (今思うと)長男にとっては記憶の定着が弱く、あまり状況を覚えていないこと、覚えていても親に叱られると思って言い出せなかったのだと思います。

 この頃の私は、いつか誰かに大怪我を負わせる日が来るかもしれないとビクビクしていました。

(弟の成長に伴い、自宅でも課題を感じる事例が出てきますが、それはまた別の機会にお伝えします)

モノを破壊、爪噛みなども見られるように。ストレスが関係??…と感じる日々。

 この頃、長男が自分の持ち物を噛みちぎることが数件ありました。水筒の紐やリュックの肩紐など、かなり硬い生地で作られたものを噛みちぎってしまうのです。

 夕方、先生と一緒に親に報告する長男の目にはいっぱい涙が浮かんでいて、叱られるのではないかという気持ちも感じ取れました。先生によると、トラブルの後に興奮した状態の時にそうした行為が見られるようでした。

 一方で、自分の爪や指を噛んでしまうことも増えていました。2〜3際の頃まで指しゃぶりの癖がありましたが、これまで「何かを噛む」という癖はなかったため、強いストレスが原因となっていると考えるようになっていました。

 長男に何かが起こっているといいう不安が募っていきました。

 一方でトラブル報告や持ち物を壊してしまったことを親が知る時に不安気に私たちの顔色を伺う長男を見ていると、本能的に「わざとではない、イタズラでもない」と感じ、胸が締め付けられるようでした。何とか長男の緊張を和らげようと「大丈夫、何も心配ないよ」と抱きしめるようになっていました。

 その度に長男は、「これからはあんなことしないようにがんばる!」と決意表明していました。それを受けて私は「そうだね、わざとじゃないし」「⚫️⚫️ならできるよ、そうしようね!」と励ましました。ただ、この頃の私は長男に「頑張ること」を強いていたのではないかと今では思います。

保育主任の先生からの初めての声掛け。発達観察への一歩。

 転園から半年以上経ったある日、保育主任の先生に呼び止められました。それまでは担任を通して話していた、家での過ごし方や園での様子の共有した上で、園全体で長男が過ごしやすい環境について検討していると話してくださいました。

 その中で「市の心理士の巡回が予定されている。あらかじめ親御さんの許可をとった上で発達の様子を見てもらうものだが、見てもらってもいいだろうか」という確認をされました。

 正直、初めて聞く制度でどういったことが行われるのかは全く想像できませんでしたが、それまでの共有があったこと、長男が良い方向に向かうためなら、何でもやりたいという気持ちから「先生方が必要と判断されるのであれば、ぜひお願いします」とお伝えしました。

 ただ、「発達の観察」という単語は、胸のどこかで薄々感じていた違和感の正体を、とうとう正面から突きつけられた気がして、衝撃を受けたのを覚えています。

 「あぁ、やはり、そういうことかもしれないな」ー。ただ、不安を感じると同時に、「もしそうであったなら、この子をどう育て守っていけばいいのか」を考えるようになっていました。

 次回は発達観察の様子をお伝えします。

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