夕涼み会で消える長男。イベントが毎回ミッションだった話。3歳児クラス①

こんにちは。hug-mamaです。

 かなり涼しくなってきましたね。私の住んでいる地域は暑い&あったかい時期が非常に長いですが、それでも朝晩の空気や空の高さ、雲の形で秋らしくなってきているのを感じます。

 日本は小さい国とはいえ南北にそれなりに長いのに、全国で同じようなイベントを同じような時期にしますよね。春は桜やチューリップ、ちょうちょに遠足、夏はスイカ割りやかき氷、夏祭り、秋はどんぐり、紅葉、運動会、冬はクリスマスに雪だるま、発表会、、、というように。

夕涼み会、運動会、発表会はミッション、、、インポッシブル??

 子が保育園に行くようになると、季節のイベントで子どもの成長を見る機会がグッと増えます。

 私は自他共に認める親バカなので、本当なら、我が子の可愛らしい姿にキュンキュンしたり、成長に涙したりしそうなものだったのですが、実際は、スパイ映画や探偵物に出てくる刑事のように、ホシ(=長男)を追っていました。。。

 クラスの出し物を待っていると、さっきまでクラスの子たちと一緒に出し物の順番を待つ列にいた「はず」の長男がいない!ちょこっと目を離した隙に忽然といなくなっていて、「??」を背負いながら探しに走る私。運良く見つけて連れ戻しても、やれやれと思った次はの瞬間には別方向へトンズラ、という始末。本人はというと、泣いたりすることもなかったし、機嫌も悪いわけじゃなさそう。なんなら楽しそうに見える。お客さんたくさんいるからテンション上がってワクワクしてるんだな〜、(私に)追っかけられるのが楽しいのかな??くらいに思っていました。

 ただ、周りの子たちが「ちゃんと」歌ったり踊ったりしている姿を見ていると「かわい〜!」と思うと同時に「???」は大きくなっていきます。この後もイベントを重ねるたびに我が子がクラスのみんなと一緒に可愛らしく歌い踊る姿を見ることは叶わず、園内で追いかけっこをしているような状況が続き、私の中の「???」はどんどん募っていきました。

練習はできてるみたいなのに、モッタイナイなぁ。。。

 長男は歌の上手な子でした。小さい子は上手に音程を取るのが難しいと聞いていたけれど、音程もリズムも驚くほど上手で、歌詞はおぼつかないものの、「うちの子、天才??」って思うこともしばしばでした(親バカですね笑)。

 保育園のイベント前にも、出し物になっている曲を家では上手に歌ったりしていたため、それなりに期待して本番を迎えるわけですが、実態はスパイ映画ばりの捜査体制を敷くことに。。。

 その時は「練習はできてるのに、本番でやってるとこも見たかったな〜」「上手に歌えるのに、モッタイナイなぁ。。。」くらいに思っていたんです。

 でも実は、こうした行動にも長男なりの理由がありました。ただ、私がこの頃はまだ何も感じておらず、ただただ、当日の慌ただしさに疲弊していました。

 夕涼み会の帰り道、疲労困憊で「全然『夕涼み』できなかった〜。疲れた〜泣」と伝えたら、「俺たちもきっと、こんな感じで大きくしてもらったんだよ。親に感謝だね」と夫。「きっとそうだね〜」なんて思ってました。

 ただ、こうした事例も、後々繋がっていく「点」の一つになっていきます。

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