よく寝て、よく笑う0〜1歳児。静かなはじまり。育てやすい長男の赤ちゃん時代①

 突然ですが、赤ちゃん、お好きですか?私は晩婚でしたが、子どもが欲しい気持ちはず〜っとありました。縁あって結婚し、長男を授かった時には言葉にできない喜びを感じたものです。

妊娠期の思いがけない体調トラブルも、専門医の支えで順調に回復。お産はびっくりするほどスムーズに。

 妊婦健診などでも異常を指摘されたこともなく、母体も健康に過ごせていましたし、妊娠中はハッピーホルモンの影響?もあり、毎日幸せいっぱいでした。

 妊娠中に思いがけない体調トラブルに見舞われたこともありましたが、専門医のもとで順調に回復しました。生まれたのは予定日の4日後。初産にしてはびっくりするほどスムーズなお産で、元気に誕生してくれました。

育てやすい。もう少しゆっくり大きくなってほしいな〜。

 生まれてからの長男は、とても育てやすい子でした。

 新生児の頃は、赤ちゃんらしくたくさん泣いて、たくさん寝て、たくさん飲み、食べました。4カ月ごろには寝返りができるようになり、笑うようになると、目を合わせてにっこりしたり、声をあげてコミュニケーションを取ろうとしているようでした。

1歳からは保育園へ、母はフルタイム復職。長男、脅威の成長に、ちょこっと寂しさも感じる母。

 共働きで産休育休をとった私は、後ろ髪をぐいぐいひかれつつ1歳の誕生日後に復職。長男は保育園に通い始めて最初の数日こそ離れるときに泣きましたが、罪悪感を感じながら夕方急いでお迎えに行くとニコニコで待っていてくれます。先生によると「朝は泣いてましたが、お母さんが見えなくなったらケロッとしてました!」とのこと。いつもニコニコ、上機嫌。行き渋りもほとんどなく、毎日楽しそうに過ごしていました。

 しかも周りのお友達に感化されたのか、保育園に通い始めてすぐにつかまり立ち、伝い歩きができるように。「いただきます」を覚え、離乳食ももりもり食べ、「ごちそうさま」の時に食事が終わるのが悲しくて大泣きするの連続で周りを笑顔にしてくれました。

 寝るのが上手になってからは、添い寝はするものの20時半にはポクっと寝て朝までぐっすりという日も多くなっていきました。

 この頃は成長のスピードに私の方が寂しさを感じるほどでした。育児に仕事にてんてこ舞いしていたこの頃、思いがけない知らせがきました。

1歳2ヶ月ごろに第二子の妊娠が判明。うれしさと戸惑いが入り混じる毎日。

 復職して2ヶ月経った頃、第二子の妊娠が判明しました。2歳差がいいな、と根拠のない希望を持っていて、それが叶ったにも関わらず、実際は「えっ!今??」という感じでした。ただ、やはり嬉しいもので、家族の明るい未来が見えるようで、毎日幸せを噛み締めていました。

 一方で、長男の時にはあまり気にならなかった悪阻や体調不良に悩まされもしました。大人だけでの妊娠期と小さい子がいつつの妊娠期は全く違いました。正直にいうと幸せ噛み締めてる場合ではないくらい忙しく、余裕がない日もありました。仕事おわりに長男をお迎えした時、満面の笑みで抱きついてくる長男の汗の匂いににオエっとした時には悲しくてちょっと泣いちゃったこともありました。

 ただ、長男妊娠時にも感じたハッピーホルモンの影響か、いつもにも増して前向きでいられたので、気合いで何とか乗り越えました。

 だんだん大きくなっていくお腹を見せながら、「ここに赤ちゃんいるんだよ」「お兄ちゃんになるね」と話しても、あまりピンとこない様子の長男を見ると、「こんなに小さくて可愛い子がいるのに、もうきょうだいができてしまう」「もっとこの子に愛情を注ぐべきだったのではないか」と考えてしまうことも正直ありました。

 でも、これまでと変わらぬ愛情、より多い愛情を注いでいけばいいだけだと思い直し、妊娠期を乗り切ったのはいい思い出です。

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