こんにちは。hug-mamaです。
新年度が見え始め、別れと出会いの時期が近づきつつあります。私の周りでも様々な事情で現在の職場を離れ、新天地に旅立つ同僚が何人かいるようです。
前回は結婚と出産によりキャリアが少しずつ変わった時期についてお伝えしました。自分のことだけを考えていればよかった独身時代と異なり、家族全体の最適解も考慮したキャリアのあり方について、考え続けた頃でした。
キャリア編3回目の今回は、ワーママとして忙しいながらも仕事と家庭に奔走していた中で、長男の特性と向き合うことになった私の心境の変化についてお伝えします。
それまで思い描いてきた理想を一旦置いて、「幸せ」を再定義し、価値観を再構築するような日々です。
忙しくも充実していた、育休明けの日々
育休明けからの仕事との向き合い方は、出産前と少し違いました。時短勤務で同僚より勤務時間が短くなることが申し訳ないというか悔しいような気がして、時間を少しも無駄にしたくない、という思いが強くなりました。
勤務中にトイレに行ったりお茶を入れる時、退勤してお迎えに向かうときなどいつでも小走りだったように思います。夫は仕事が忙しく、特に平日はワンオペ状態でした。
朝から晩までバタバタしていて、子どもらが寝静まった後には残った家事を片付けて泥のように寝る、という毎日。
それでも、母として、社会人としてなど複数の顔を持つ生活は充実していました。なんだかんだ言いながら、幸せな毎日でした。
長男の特性と向き合う日々の始まり
そんな毎日が数年過ぎた頃、長男の特性が次第に明らかになってきます。
何もなくても嵐のような毎日の中に、解決方法を想像すらできないような「先の見えない問題」として降りかかりました。
この頃は正直、将来先が不安で、眠れない日もありました。
当初は、自分が頑張れば好転するかのように考えがちでした。書籍やネットで手当たり次第に情報を仕入れ、対処法などは自分なりに実践していました。ただ、どんなに頑張っても、ほとんどはうまくいきませんでした。
自分の不甲斐なさに凹むことが増えていました。
そんな中にあって、仕事が私の癒しになっていました。自分らしく活躍できる場があることを心底ありがたく感じ、家庭や子どものことだけで煮詰まらずにいられました。
支援と仕事の狭間で揺れるキャリア
一方、長男の件で適切な支援を受けるにあたり、学校や役所、受診などのために仕事を早退したり休んだりすることが増えました。
職場には当初から詳しく説明したわけではありませんでしたが、上司や同僚の静かな理解が、私の拠り所として仕事を続けられた素地でした。
ただ、この頃のキャリアは停滞しました。育休明けであるだけでなく、時短勤務や早退が多いなど、社としてはやむなしだったんだろうと思います。ただ、業務効率を上げ、質の高い仕事を追求してそれなりの成果を出せていると感じる部分もあったので、現実は厳しいと実感していました。
この頃は、どんなに仕事が好きでも、いつか辞める日が来るかもしれないと思うことが増えていました。仕事と私生活の状況が悪い方で一致したときなどは、働き続けることは不可能だと、絶望する日もありました。
長男の特性と向かい合って何年たっても、同じような感覚を持つ日が多々あります。
ただ、実際にはその度に、なんとか思いとどまっています。キャリアへの未練はもちろん、働くことが自分を保つ上で大事であることを、これまでの経験で分かっているからだと思います。
この頃に感じていた迷いや不安は、その後も形を変えながら続き、今の私の働き方や選択の基準になっています。
次回は家庭も仕事も大事にするために、揺れながらも選び続ける私の今についてお伝えします。



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